スーツの色であなたが変わる!イメージを操るスーツの選択法
色が持つ力というものは絶大で、色が違うだけで与える印象やイメージもがらりと変わるものです。
特にビジネス、フォーマルな席で多用するスーツは印象が何より大事!
オーダースーツでは色を選ぶことができるので、スーツの色に関する想いや対人効果を知って、ご自身がオーダースーツを作る際の色を選ぶ参考にしてもらえたらと思います。
1 紺(ネイビー) 誠実なビジネスマンのためのスーツ
夜の色と言われ、昔は18時以降に着用されていた紺のスーツ。
日本人に最も似合う色と言われている紺はスーツのベーシック色で、ビジネスの場ではスーツの基本とされています。
濃紺は「忠誠」「信頼」「尊敬」を表す色であるため、ビジネスの場に好んで使用されています。
また、若々しい印象を与えやすいというメリットもあります。
アメリカでは大統領や大統領候補が好んで着用するのも、これらのメリットを見込んでのものと言われています。
元大統領のケネディが同じく元大統領ニクソンとのテレビディベートの際に着ていた、
紺のスーツ・白いシャツ・赤いネクタイという組み合わせはアメリカを服装で表したものとされ、現在の大統領であるオバマ大統領も選挙戦で着用することがあります。
しかし、ビジネスの場ではあまり赤いネクタイを着用しない方が良いでしょう。
2 グレー どの場面にも対応できるオールラウンダー
昼の色と言われ、ジェントルマンたちが日中に着ていたとされるグレーのスーツは落ち着いたイメージを相手に与えやすい性質を持っていますが、
それだけではなく、色の濃紺や種類によってイメージを大きく変えることができます。
濃いグレーは日本人の肌の色にもマッチしてビジネスに向いているだけでなく、明るくなるほどカジュアルで若々しくなるためパーティシーンでも活躍します
。
フレッシュでいてフォーマル感もあるチャコールグレーは就職活動には最適なスーツです。
ある服飾評論家はグレースーツ・白いドレスシャツ・黒のプレーン・キャップトゥ・無地のタイの組み合わせはクラシック
スタイルの極致と言いました。
これは無彩色のスタイルが男性のお洒落の極致「沈黙のオシャレ」を体現しているからだ、と考えられています。
3 ブラック 格調高く、威厳ある色味
リクルートスーツの主流であるブラックはフォーマル色が強い、という見解が多いですが、種類や着こなし方によって
印象が大きく変わります。
クールでモダンな印象を与えるブラックスーツはモード系の着こなしをすることによってカジュアルなイメージを
アピールできます。
黒という種類の力強くストイックなイメージとスーツがマッチし、これからのトレンドになると目されているため、
これから要注目です!
4 ベージュ 優しい包容力の色
ベージュはナチュラルな印象と同時に安心感を相手に与えます。
カジュアルな場ではオシャレなイメージを与えることができますが、
ビジネスの場では軽く見られてしまいがちなので
着こなしが重要になってきます。
センス良く着こなすことが出来れば、
自信が出て仕事上の付き合いなどにも積極性が出るかも!?
ベージュやアイボリーは優しく明るいイメージを与えやすいのも魅力的な種類の色で、タウンスーツに
オススメです。
硬いシーンでは着用しない色味スーツなので、アパレル系のお仕事をしている方やリラックスしたい時にベージュのスーツは向いています。
5 ブラウン 渋い大人にピッタリ!
ブラウンは落ち着きや渋みなど、大人なイメージが強い色です。
シックで都会的な印象を相手に与えることができるので、アパレルやIT、広告業界などのクリエイティブな種類の
仕事をする方々にオススメ!
重厚で安定感の強いイメージを与えたいときに活躍する種類の色だと言えます。
スーツはビジネスにおいてはもちろん、フォーマル・カジュアルな場面でもよく使うでしょう。
しかし、色の種類が与える印象でビジネスでもプライベートでも皆さんの評価が変わる、かも!?
スーツをTPOに合わせた着こなしをすることが、オシャレでかっこいい「デキル大人になる第一歩」です!