流行に乗ろう、蝶ネクタイの種類とコーディネート術
蝶ネクタイは古典的なファッションで一時は淘汰されたかに思えましたが、近年若者を中心にブームとなってきています。
さてこの蝶ネクタイの種類や、蝶ネクタイを活かすコーディネート術についてご紹介していきます。
結ぶタイプと装着するタイプ
蝶ネクタイは、まず結ぶタイプと装着するタイプの2種類があります。
結ぶタイプを「ツウタイ」と呼びます。
ツウタイは通常のネクタイの様に帯となっており、自分で蝶ネクタイの形に結んでいきます。大きさや形をアレンジできるのがメリット。
装着するタイプを「ピアネスタイ」と呼びます。ピアネスタイは、すでに蝶の形が出来上がっており、装着されている金具やマジックテープでシャツに着用します。
手軽に着用できるのがメリットです。
なお現在では、「ピアネスタイ」が主流になっています。
蝶ネクタイの種類
蝶ネクタイは「バタフライタイ」と「ポインテッドタイ」に大きく2分されます。
バタフライタイは、ネクタイの端がバタフライ(蝶)のように大きく広がっているのが特徴。
形が強調されるため、フォーマルな衣服や派手な衣服と相性がよいです。
またフォーマルな場で使われるのは、このバタフライタイが多いです。
ポインテッドタイは、先が尖りダイアモンドのような形をしているのが特徴的。
形がそれほど強調されないため、フォーマルな衣服に限らず、カジュアルな衣服にも合わせやすいです。
蝶ネクタイのコーディネート
蝶ネクタイは、基本的にはスーツ・ジャケット・襟付きのシャツなどややフォーマル寄りの衣服に合わせていく形です。
色は、グレーや紺など控えめな色が日常生活では合わせ易いですが、アクセントとして派手な色の蝶ネクタイを選ぶのも効果的な場合もあります。
スカーフなどのアイテムと合わせても引き立ちます。
なお、パーカーやTシャツなど余りにラフな衣服と合わせると、不自然に見えてしまいます。
ラフな服装が多い方は控えた方がいいでしょう。
ドレスコードとしての蝶ネクタイ
高級店での会食・結婚式・パーティなどドレスコードが求められるフォーマルな場で蝶ネクタイをする場合は、一部ルールがあります。
フォーマルな場では、燕尾服には白の蝶ネクタイ(ホワイトタイ)、タキシード、スーツには黒の蝶ネクタイ(ブラックタイ)というルールがあります。
燕尾服を着る方は少ないかと思いますので、フォーマルな場=黒の蝶ネクタイと覚えておくとよいでしょう。
蝶ネクタイひとつするだけでも、ファッションがぐんとフォーマルになりお洒落さをアピールできることができます。
最近は日常的に蝶ネクタイをする人も増えてきていますので、ファッションのアクセントとして蝶ネクタイを活用してみてはいかがでしょうか。