着こなしの幅が広がる! 覚えておきたいネクタイの結び方3つ
皆さんがネクタイの結び方をどうやって覚えたでしょうか?
父親や兄から教わったという人が多いのではないかと思います。教えてもらった結び方しか知らなくて、いつも同じ結び方をしている方も多いかもしれませんね。
しかし、ネクタイの結び方にもいろいろな種類があるのです。
スーツに合わせた結び方を選べば着こなしの幅も広がります。どんな結び方があるのか見ていきましょう。
基本の結び方 プレーンノット
プレーンノットは、くるりと1周させるだけで結び目(ノット)を作り、そのまま作ったノットに通すだけのシンプルな結び方。
時間がないときに重宝します。
ネクタイの基本的な結び方なので、この結び方にしているという人も多いかと思います。
形を整えるのが難しい場合もありますが、覚えてしまうと他の結び方が面倒になってしまうほどシンプルです。
プレーンノットはシンプルな分、カジュアルな雰囲気を出すことができます。
ノットをゆるめに調整することで着崩す方法もあります。
ノットの形を整えやすい ハーフウィンザーノット
ハーフウィンザーノットは、一度ネクタイの長い方を短い方に結びつけて三角形を作ります。
次にその三角を包むようにノットを作って通してやると完成です。ちょっと長めのネクタイに向いた結び方です。
プレーンノットに比べ非常にノットが崩れにくいのでフォーマル感を演出するのに向いています。
気合を入れて商談をしたいときなどにもお勧めの結び方です。
フォーマル向け ウィンザーノット
ウィンザーノットは、ハーフウィンザーノットとほぼ同じ結び方です。
違いはノットを整えるために結び目を2つ作ること。非常にキレイな三角形になり、形も長時間崩れないので、完全にフォーマルに決めたいときにおすすめの結び方です。
ネクタイの長い方を2度短い方に通して三角を作ります。
このとき、左右にネクタイの長い方の結び目ができているはずです。
このあとは、他の結び方と同じようにくるりとループさせてノットを作り、内側から通して完成です。
この結び方は非常にキレイなノットになるのはもちろんのこと、ネクタイ中央にキレイにシワができるので、非常におしゃれに見えるのが魅力です。
その上、形が崩れにくいので、フォーマルなシーンで使いたい結び方です。
ここでご紹介したプレーンノット、ハーフウィンザーノット、ウィンザーノットは普段使用しているネクタイで気分次第で変えられる結び方なので、覚えておくと便利です。
シーンに合わせて結び方を変えてみてはいかがでしょうか? ぜひチャレンジしてみてください。