【まとめ】シーン別で使い分けよう! スーツの「TPO」
社会人になると、TPOに合わせたスーツの選び方や使い方を考える必要がでてきます。
フォーマルな場にそぐわないスーツを選んでしまうと、周りの方からの印象が悪くなってしまうこともあります。
できるならスーツをシーン別で使い分けて、ワンランク上の大人を目指しましょう。
今回は、TPOで使い分けるスーツの選び方についてまとめていきます。
■シーン別でみるスーツの着こなし
・一般的な会社の場合
毎日の仕事でスーツを着用する方は、無地やストライプといった無難なデザインのものを選びましょう。
スーツの色は、紺もしくはグレーといったコーディネートが良いです。
・カジュアルスタイルがOKな職場
IT系の会社をはじめ、最近ではカジュアルなスーツで仕事する方も増えてきました。
カジュアルスタイルのスーツの選び方として、重要なポイントは「カジュアル過ぎず、ビジネススーツほど固すぎない」ということです。
特にジャケットとパンツを組み合わせる「ジャケパンスタイル」を採用される方が多くみられます。
・取引先との商談や会食時
取引先の方との商談や会食を行う際の着こなしで大切なのは、相手に安心と信頼を与えることです。
上の項目の「一般的な会社の場合」に近いですが、柄は濃淡が濃い無地や幅が狭いストライプのデザインなどがオススメです。
ストライプが太いとカジュアルな印象を与えてしまうこともあるため、重要な商談や会食の際には避けたほうが良いでしょう。
・結婚式などの祝いごと
結婚式に出席する際のスーツの選び方には、いくつかのルールがあります。
たとえば、ジャケットの色は黒やグレー、ネイビーで白シャツを利用する。
またネクタイは不幸を連想させる黒っぽい色は避ける必要があります。
黒いスーツにシルバグレーのネクタイを合わせるというコーディネートがオススメです。
そこまで個性を出すことはできないかもしれませんが、周りの方に嫌なイメージを与えることはないでしょう。
・お葬式はブラックフォーマルを心掛ける
冠婚葬祭の中でも特に服装について気になるのが「お葬式」です。
急な訃報を受けて、喪服を用意するタイミングがないと言う場合もあります。
通夜・葬儀・告別式においてスーツを着る場合には、ブラックフォーマルなものが相応しいです。
黒のスーツに白シャツ、黒色のネクタイ・靴下・靴で揃えると良いでしょう。
TPOに合わせたスーツ選びは、社会人としてのマナーです。
最初は戸惑うこともあるかもしれませんが、一度に覚えようとせず、ひとつひとつの機会でしっかりと覚えていくように意識しましょう。
そうすることで自然と身につきますし、TPOに合わせたスーツ選びが習慣づきます。
スーツへの気配りができることで、周りの方から一目置かれる存在になるはずです。