オーダースーツ深野羅紗店Home オーダースーツの豆知識スーツの国別「定番」って? それぞれのスタイルの特徴

スーツの国別「定番」って? それぞれのスタイルの特徴

スーツの国別「定番」って? それぞれのスタイルの特徴
日本のビジネスマンも、様々な色のスーツを着て毎日働いています。
では、日本以外のイギリスやイタリア、アメリカといった国では、どのような着こなしをしているのでしょうか。
知っていることで、より良いスーツを選びやすくなります。


ブリティッシュスタイル

イギリスはスーツ発祥の国です。
中世の鎧のように、男性の力強さを全面に出しつつ、厳格で美しいスタイルはブリティッシュスタイルにしか出せない味です。

また、「胸の厚み」「力強さ」といった男性らしさが強調されるデザインのジャケットになっていることもポイントになります。

■ジャケット
・肩にはパッドを入れてスクエアショルダーにするのが男性らしいとされる
・タイトに絞ったシェイプと高いウエスト位置が特徴
・色はダークブルーやダークグレーが基調で、柄はグレンチェックやピンストライプが多い
・生地はハリスツイードに代表される、温かく重厚感のある素材が使用される
・ジャケットの片側にだけポケットが2つ取り付けられている「チェンジポケット」がディティールとして知られている

■シャツ
・襟と袖のカフス部分に白、身頃を他の色や柄物の素材を使った「クレリックシャツ」を合わせる
このシャツがダークな色合いのスーツに映えることで華やかさが出るため定番スタイルとなったのでしょう。


イタリアンスタイル

イタリアのスーツは、ブリティッシュスタイルを取り入れながらも機能性やデザイン性、着心地にこだわったものが多いです。
また、生地が柔らかい素材になっているため、身体のラインが出て「男性特有のセクシーさ」を演出することができます。「スーツでモテる」のがイタリア流だといえるでしょう。

■ジャケット
・肩はイギリスと異なり、ジャストサイズを意識
・ウエストはゆるやかで自然なシェイプが特徴
・色や柄も豊富だが、ミラノでは淡いカラーのジャケットがトレンド
・軽い着心地を追求した柔らかい素材が定番

■シャツ
・ワイドスプレットカラーのシャツを合わせる
ワイドスプレットカラーのシャツにスーツと同じ色のネクタイを合わせるなど、シンプルかつ華やかにするのがイタリア流です。

アメリカンスタイル

アメリカンスタイル
アメリカのスーツは「アメリカンスタイル」や「アメリカントラッド」と呼ばれていて、寸胴型のシルエットに「着やすさ」が表れています。
直線的なスーツの線は着る人の体型を選ばないため、どんな人でも似合うスーツです。

■ジャケット
・肩パッドを入れない「ナチュラルショルダー」
・ウエストのシェイプが甘く、スーツの線も直線的
・派手な色柄のスーツを好む

■シャツ
・ボタンダウンシャツがアメリカントラッドに最もよく似合う
・スポーティーでカジュアルな印象だがビジネスシーンでも着用可能
ボタンダウンシャツがお好みの方は、アメリカントラッドスタイルに挑戦してみるのも良いでしょう。

国によって定番とされるスタイルは違いますが、それぞれの国の文化的背景やお国柄がスーツの着こなしに現れています。 今回の記事を踏まえて自分に似合うスーツを探しに店舗へ足を運んでみるのも良いかもしれませんね。

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